防災センターで学んだこと!

2018年10月22日

災害を知り、災害に強くなろう!

横浜市民防災センターへ行ってきました! 災害を擬似体験し、イザという時に備えておく事を学んだ。
災害の多い日本!他人事でないと実感した。

防災センター

さて、どんな体験をしてきたのか・・

 

火災シミュレーターでは、火災がおきたときに何をすべきなのか を体験した。
火災が起きたら (1)最初に通報!「火事だぁー」と大声で叫び、119番。 (2)初期消火!水や消化器で消火活動をする。(3)火が天井まで届いたらすぐに避難する。
実際に大声をあげ、消化器のホースを持ってレバーを握った。実際の炎を目の前にどこまで出来るかは判らないが、迷う時間はないはず、忘れられない体験となった。

 

ここで消化器の使い方をおさらい 実際にさわってみると意外と簡単。
1)安全ピンに指をかけ上に引き抜く 2)ホースをはずしてノズルを火元に向ける 3)レバーを握って消化剤を噴射
火の風上に回って低く構える、炎の熱や煙に十分に注意して火の根本を掃くように噴射。上にあがった炎にめがけてもなかなか消えない。
火元の空気を遮断するように噴射、もしも炎が天井まで達したら危険!すぐに避難しよう。

 

火災は炎だけでなく、煙の一酸化炭素などの有害物質によって意識不明となる場合が多い。
煙が広がる速さは想像以上、煙の中の視界や行動は思うようにいかない、とにかく早く避難することだ。ハンカチがあれば口に当てる、ない場合は腕を口にあて、姿勢を低く逃げる。一度避難したら二度と建物に戻らないことも肝に銘じておこう。

 

地震シミュレーターでは、実際に過去に起こった地震の波動を再現体験できる。
阪神淡路大震災の揺れはとても怖かった! 初めにかなりの衝撃でその後も長く大きな振動が続いた。
怖い体験をする事で、身に迫る危機を感じた。

 

その他、減災トレーニングルームや災害シアターでは、イザという時の事前の準備や確認が大切で自分の家は大丈夫と過信しないこと。地震や大雨など、それぞれの災害時にどの選択が正しいのか普段からシミュレーションしておくことが大切だと学んだ。

防災センター②

防災の中でも事前に準備できる非常用持ち出し袋や、備蓄品について確認してみよう。

 

非常用持ち出し袋には、水・非常食・新聞紙・携帯トイレ・ポリ袋・革手袋・レインコート・大判ハンカチ・ラップ・ヘッドライト・救急セット・携帯ラジオ を準備する。
ラップは食事以外でもけがの応急処置や防寒にも役に立つらしいので必須。

 

家族で非常時の連絡手段も決めておこう。集合場所・避難場所の確認、家を出る時に行先をどこにメモするかなど。
災害伝言サービスはダイヤル171(いない)と覚えよう。録音時間は30秒、話すことを整理しておくといい。

 

住んでいる地域のハザードマップも事前に確認しておく。家の周りの危険箇所もみんなで確認、避難場所へ早くて安全なルートを探しておこう。
普段から近所付き合いをして、イザという時にはみんなで声かけや助け合いが大きな力となる。
家の中の安全対策、寝室の家具は必ず固定、枕元には運動靴、ガラスの飛散防止、逃げ道の確保も考えておこう。
職場から自宅へ徒歩で帰宅することを考え、必要なものを職場へ準備しておくことは意外と役に立つかもしれない。

 

災害にあっても直ぐに救助は来てくれない、最低でも3日-7日程度を過ごす準備をしておく。
水、これは1人1日3リットルが目安、それを最低3日分、出来れば7日分用意しよう。

 

備蓄する食料品は、缶詰やレトルト食品、フリーズドライ食品、不足するミネラルや食物繊維がとれる乾物などがオススメ。備蓄した食品は古い物から少しずつ順に食べて新しい物を補充していく、いつも目の届くところに準備しておく。
携帯トイレも備蓄する。吸収・凝固・消臭効果のあるものを選ぶ。トイレの回数は1人1日5回で想定して家族分7日以上備蓄する。
その他トイレットペーパー・ウェットティッシュ・消臭剤・密閉袋・消毒液・おしりふき・除菌洗浄剤・ランタン型ライトなど。

 

誰の為でもない! 自分と家族のために今すぐ準備しておこう!