防音対策は万全?

2018年04月15日

防音対策①

隣の家で夜遅くまで楽器を鳴らしていて 非常に迷惑している・・
などの相談や苦情はよく耳にしますね。

 

楽器の防音となると、外に気兼ねなく使うには音をしっかりと遮断する必要があります。
音の大きさをデシベル、音の高さをヘルツ という単位で表します。
楽器別にみると音のデシベル・ヘルツ ともに大音量はやはりドラムです。ピアノは音の高さにより大きな音が出ます。そして管楽器は中音から高音にかけて大きな音が出ています。
この楽器を防音する、となると部屋全体を見直す「防音室」を考えるしかありません。
床・壁・ドア・換気扇に至るまで防振対策と遮音対策が必要となります。
効果の期待できる防音工事を行うと、費用もそれなりにかかってきます。
広さや工事内容にもよりますが、6帖程度で200万円以上かかってきます。

 

需要も増え、ユニットタイプの防音室を設置する方も増えています。
ユニットタイプでは、今ある室内に組み立て式の倉庫のような防音室を設置するものです。楽器メーカーなどが提供している防音室は、音質を重視した音響設計となっていて、設置にそれほどの時間もかかりません。
ユニットタイプの工事費用は、メーカーにより異なりますが、1.5帖程度で100万円前後からとなります。試したいという方にはレンタルする方法もあります。

 

ペットの鳴き声対策を目的とした防音工事も必要となる場合があるでしょう。
お金をかけた本格的な工事ではなく、簡単な工事や防音グッズでも、対策を施せば効果があります。
窓を二重にすれば遮音性能があがり、防音対策にも有効ですが、もっと簡単に防音カーテンの設置でも音漏れを減少させてくれます。
間仕切りドアや玄関ドアも下部隙間から音が漏れます。隙間テープなどを利用すれば防音対策となります。
犬の無駄吠えをなくすには、まず犬のしつけが有効となるのは言うまでもありませんね。

 

子供の足音対策も下住人とのトラブルを避けるたけには必要となります。
タイルカーペットや防音カーペットなど、床に敷く対策が簡単で効果的です。

 

近隣と騒音トラブルをおこさない為にも、出来る限りの防音対策は欠かせません。

 

らんどぷらす よしまる